おめでたい人生の節目である「米寿」。米寿祝いは「米(よね)の祝い」とも呼ばれ、長寿を労い、日頃の感謝の気持ちを伝える特別なお祝いです。
米寿祝いにおすすめのお花のプレゼントの贈り方などをご紹介します。米寿祝いの相場や、フラワーギフトの選び方も合わせてご説明しますのでぜひ参考にしてみてください。
米寿のお祝いについて
米寿とは88歳を迎える方の長寿のお祝いです。
88を漢字で書くと、「八」「十」「八」と米の字になることから、「米寿」になったと言われています。
また、日本では古来より「八」は末広がりで、縁起の良い数字とされてきました。
その「八」が2つ重なる、88歳の米寿は、大変お目出たく、縁起のよい歳とされ、還暦と同じくらい盛大に、お祝いする地域がたくさんあります。
米寿のお祝いはいつする?
米寿のお祝いに限らず、長寿祝いすべてにおいて、「よくある質問がいつお祝いするの?」という質問です。
長寿祝いは満年齢で数えた場合と数え年で数えた場合でお祝いする年(年齢)が違います。
満年齢とは?
生まれた年を0年(0歳)とし、現時点までの時間を表したもので、最も一般的な年齢の数え方です。 2000年に生まれ、2019年に誕生日を迎える人は19歳ということになります。
数え年とは?
生まれた時点の年齢を1歳とし、それ以後は元旦のたびに1歳を加算して歳を数える方法です。 数え年では、その年の誕生日を迎えていない人は「満年齢+2歳」、迎えている人は「満年齢+1歳」で数えるため、少し複雑といえるでしょう。
2020 年に米寿を迎える方は、
満年齢の場合:誕生日が1932年(昭和7年)
数え年の場合:誕生日が1933年(昭和8年)
長寿祝いはかつて数え年で行うのが一般的でしたが、最近では数え年のなじみが薄くなっていることから、現在では満年齢でお祝いする方が増えてきています。
どちらが間違いということもありませんので、地域の風習や家族の方針に従って決めるといいでしょう。
米寿祝いのテーマカラー
基本的に「金茶色」「黄色」「黄金色」のものを贈ってお祝いします。米の字の由来、実る稲穂からの連想と言われています。黄金色や金茶色というとイメージしづらいかもしれませんが、具体的には、濃い黄色、金色、黄色、山吹色などが挙げられます。
米寿祝いのお花の選び方
お花の色はもちろん黄色系でベストです。 ですが、どういったスタイルのお花を贈れば良いかは贈る相手のことを考えて決めましょう。
直接手渡しで渡したい場合は花束がいいですが、花瓶がない場合はアレンジメントの方が良いです。お花はその後のお手入れのことも考えてあげるとより嬉しいと思います。 プリザーブドフラワーであれば、お手入れの必要もほぼありません。ですが、生花と違ってボリュームは小さくなってしまいます。 中には胡蝶蘭などを贈られる方もいらっしゃいます。 当日、お祝いの会に参加できない場合などは、アレンジメントが良いでしょう。 置いてすぐ飾れてお手入れも水を入れるだけですので、簡単です。
米寿祝いメッセージカードの例文
表書き「祝 米寿」「米寿御祝」
- 米寿おめでとうございます。人生の節目の新聞を贈ります。時の経つのは早いものですね。これからも益々元気で楽しく過ごしてください。OOOOより
- 米寿のお祝いを申し上げます。私たちを産んでくれてありがとう。健やかに、幸せに育ててくれてありがとう。心から感謝しています。 OO・OOより
- おじいちゃん、米寿おめでとう おばあちゃんと、いつまでも仲良く 楽しく、笑いを忘れず、元気でいて下さい - 子供・孫一同 -
- 米寿を祝し、いつまでもご壮健であられますようお祈り申し上げます。