一周忌は、亡くなった年の翌年に営まれる、はじめての祥月命日の法要です。一周忌の翌年に営まれるのが三回忌で、これから3年目を迎えるという意味で三回忌と言います。 以後、命日から数えて満6年目に営まれる七回忌、同じように十三回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌とつづきます。たくさんの人を招いて法要を行うのは、一般的に一周忌と三回忌まで。しかし何年たっても故人のご命日は、ご家族にとって特別な日に変わりありません。
ぜひ貴方なりの「故人との思い出」を慈しむ気持ちで供養のお花をお贈りしましょう。
一周忌に贈るお花は明るく心が和む色を
亡くなって月日がたってから贈るお花の場合は、お花を受け取るご家族のご心情を察して、真っ白よりも少し明るめの色をおすすめします。
故人が女性であれば優しいピンク系、男性であれば淡い紫、お子様であれば淡いカラーのプリザーブドフラワーのお供えがおすすめです。
その際、思い出のお花や故人様が生前好きだったお色などを入れるのもよいでしょう。
※バラなどトゲがあるものはトゲを処理して入れるようにお花屋さんにお伝えしましょう。
一周忌の法事・法要に贈る花のご予算
個人様に贈るお悔やみのお花で6,000~10,000円、法人様に贈る花で15,000円~20,000円の価格帯がもっとも選ばれています。
法人様から故人様に贈る場合、胡蝶蘭を贈られる方が多くいらっしゃいます。
お花は大きさや価格よりも、お花にメッセージやお手紙が添えられていることの方が受け取ったご遺族様に好印象です。
一周忌花を贈る際に注意すること
年忌法要(回忌法要)は、故人の命日に営むものですが、ご家族の都合でそれより早まることもあります。
法要にお花を贈る際は、事前に法要の日時と場所の確認をしましょう。
また、一周忌にあわせて、先方のご自宅にお花を贈る場合は、命日当日ではなく、前日にお贈りすることをおすすめします。
交通状況や悪天候など、やむを得ずお届けが遅れてしまったりする場合もございます。
なお、ご命日の供養には特に期限が設けられているわけではありませんので、基本的にはいつ贈っても失礼ではありません。
忘れないうちにご手配されるとよいでしょう。
一周忌のお花に添えるメッセージ
- ○○様の一周忌にあたり、心ばかりのお花を贈らせて頂きます。ご仏前にお供えくださいませ。
- 月日が経つのは早いもので、一年が経ちましたね。ご生前の面影を偲び、改めてご冥福をお祈りいたします。
- 謹んでお悔やみ申し上げますとともに、改めてご家族の皆様のご健康をお祈り申し上げます。
- 早いもので、あれからまた1年が経ちました。改めて〇〇様のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、ご家族の皆様のご健康をお祈り申し上げます。
- 月日が経つのは早いものですね。きっと今も皆様を暖かく見守っていると思います。心ばかりですがお花を贈りますので、お供えいただければ幸いです。