七回忌とは、故人が亡くなってから満6年経過した命日に行われる法要です。一周忌や三回忌と比較して、お招きする人の範囲を絞り、規模を縮小して行われるのが一般的です。七回忌が遺族と親族、故人と親しかった人々の心に残るものとなるよう、各人がマナーと伝統を守る意識を持つことが大切です。そんな七回忌のお花の贈り方などをご紹介いたします。
七回忌について
七回忌とは故人が亡くなられてから6年目の祥月命日の事です。法要に際しては、僧侶に読経してもらい遺族・参列者による焼香を行います。たくさんの人を招いて法要を行うのは、一般的に一周忌と三回忌までで、七回忌以降は親族のみで営まれることが多いようです。 以後同じように十三回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌とつづきます。 何年たっても故人のご命日は、ご家族にとって特別な日に変わりありません。心をこめてお供えの花をお贈りしましょう。
七回忌のお花選び方
亡くなって月日がたってから贈るお花の場合は、お花を受け取るご家族のご心情を察して、真っ白ではなく明るめの色をおすすめします。 ご家族の方に対して、季節のごあいさつも兼ねたお花でもよいでしょう。 年忌法要をしっかりと営まれる場合は、1万円位の花束かそのまま飾れるアレンジメントが良いでしょう。 別会場にて場を設けられる場合は持ち帰ることを考慮して、重たい鉢物は避けましょう。
七回忌のお花のご予算
七回忌を贈る花で8,000円~15,000円の価格帯がもっとも選ばれています。お花は大きさや価格よりも、お花にメッセージやお手紙が添えられていることの方が贈られたご遺族様は嬉しいかと思います。法要が無い場合は5,000円から8,000円の大きすぎないものをご自宅へお送りしましょう。
七回忌に注意すること
年忌法要(回忌法要)は、故人の命日に営むものですが、ご家族の都合でそれより早まることもあります。法要にお花を贈る際は、事前に法要の日時と場所を確認をしましょう。また、一周忌にあわせて、先方のご自宅にお花を贈る場合は、命日当日ではなく、前日までにお贈りすることをおすすめします。なお、ご命日の供養には特に期限が設けられているわけではありませんので、基本的にはいつ贈っても失礼ではありません。忘れないうちにご手配されるとよいでしょう。