「喪中はがき」は、近親者で1年以内に不幸があった時に、前もって年賀状をいただきそうな相手にその旨を知らせる為に出す挨拶状です。通常は相手が年賀状の準備をはじめるまえに準備をしますので、お知らせが届くのは11月後半ごろです。 はがきを受け取る側も、その知らせで初めて知人の訃報に接する場合が多く、今頃になって何をしたらいいものかと悩むのは皆さま同じのようです。 冬の始まり、喪中はがきによって接するご訃報へ「せめてもの気持ち」お花に託してお届けしましょう。
喪中はがきが届いたときに贈る、お悔やみのお花
四十九日までに贈る御霊前の花は、白い花が一般的です。ただし、亡くなった故人がお子様だったり、お若い方の時には、白に限らず、温かみのある優しい色合い(淡いピンク・水色など)を選択するお客様も多くいます。「おまかせ」いただいたお花の場合も、お客様からのご要望がない限り、落ち着いたお色に仕上げますのでご安心ください。
喪中はがきの返事の書き方は?
- 喪中はがきという形で挨拶をいただいたお礼を述べる
- 不幸を知らなかったことをお詫びする
- お悔やみの言葉を述べる
- 励ましの言葉を記す
喪中はがきの返事・手紙の例文
年内に返事を書く場合
喪中お見舞い申し上げます。
年賀欠礼のお知らせをいただき、〇〇様のご他界を知って驚いております。
存じ上げず、お悔やみの言葉も申し上げられませんでしたことをお許しくださいませ。
改めて、お悔やみを申し上げますとともに、〇〇様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
服喪中でいらっしゃいますので、お年賀状を遠慮させていただきますが、
どうぞお身体を大切に、新しい年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます。
平成〇年〇月〇日
1月7日以降に返事を書く場合
寒中お見舞い申し上げます。
服喪中でいらっしゃいますので、年始のご挨拶は遠慮させていただきます。
この度の〇〇様のご他界を知って驚いております。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
お気を落とされていることと存じますが、寒さ厳しき折から、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
平成〇年〇月〇日