シクラメンの育て方
栽培カレンダー
置き場所
9月下旬〜3月下旬
- シクラメンの生育適温は10℃〜15℃です。暖かく、日光が良く当たる窓ぎわ・寒風の当たらない日だまりに置きましょう。
- シクラメンの葉は日光の当たる方向に向く性質があるのでいつも同じ場所においていると株が一方に片寄って見た目が悪くなってしまいます。一週間に1回くらいは鉢の向きを180度回して日光の当たる場所を変えてあげましょう。
- 窓ぎわは夜間冷えるので、厚手のカーテンの内側に置くか、夜間だけ部屋の中央に移すなど凍らせない工夫をしてください。
- 暖房器具の近くに置いてはいけません。乾燥でしおれてしまいます。
4月〜5月
- 4月からは日差しも強くなるので、日中は遮光ネットなどで20〜30%程度の遮光をしてください。
- 年間を通じて植物活力剤などのビタミン剤を与えると丈夫になります。(ただし休眠状態の時をのぞく)
9月下旬〜3月下旬
- シクラメンの生育適温は10℃〜15℃です。暖かく、日光が良く当たる窓ぎわ・寒風の当たらない日だまりに置きましょう。
- シクラメンの葉は日光の当たる方向に向く性質があるのでいつも同じ場所においていると株が一方に片寄って見た目が悪くなってしまいます。一週間に1回くらいは鉢の向きを180度回して日光の当たる場所を変えてあげましょう。
- 窓ぎわは夜間冷えるので、厚手のカーテンの内側に置くか、夜間だけ部屋の中央に移すなど凍らせない工夫をしてください。
- 暖房器具の近くに置いてはいけません。乾燥でしおれてしまいます。
水やりの仕方
普通の鉢植えの場合は、葉を手で押しのけて、水さし器でそっと与えます。鉢の縁から静かに注ぐようにしましょう。水の量は、鉢から水が流れ出すまでたっぷりと。一度にたっぷりと与えて鉢内の空気を上から下へ追い出して、空気の入れかえをするようにしましょう。花や葉の上からの水やりはやめます。球根の頂部は水がたまると腐りやすくなり、寿命を縮めます。
底面給水鉢(鉢底の受け皿の部分に水を入れておくとスポンジなどが水を吸い上げるタイプのもの)の場合は、受け皿に水がなくなったら水を足してください。
肥料をあげるタイミング
10月から5月上旬までは、1週間に1回程度、液体肥料を施します。夏の間は、非休眠株には2週間に1回程度、薄めの液体肥料を施しますが、休眠株には一切施しません。
主な開花後作業
花がら摘み
花が枯れてきたら花茎の根元から摘み取り常に株をきれいにしておきましょう。葉も黄色く枯れてきたら同様に株元から摘み取ります。花がらをそのままにしておくと新しい花が咲いてこないので、花がら摘みはこまめに行いましょう。
- 花がらや葉のつけ根近くをつまみ、軽くねじるようにして引き抜きます。
- はさみやナイフを使うと、切り残しが腐って病気の元になります。
葉組み
シクラメンは球根の上部に日光が当たらないと花が咲きません。葉が増えてきたら、より多くの葉と株もとに光が当たるように、葉の位置を調整しましょう。中心の葉を外に引っ張っぱると、外側の葉に引っかかって株の中心部分にスペースができます。
そうすると日光が株の中心まで当たり、小さな蕾も生長し花が咲くようになります。
お花がしおれてきたら
お花がしおれてきてしまった場合、シクラメンにとって現在環境などが悪いかもしれません
下記の項目がないか注意しましょう。
気温を調節
人間にとって過ごしやすい気温(25℃程度)は、シクラメンにとっては少し暑いくらいの環境になります。気温が10℃〜15℃くらいになるように調節してあげましょう。
水切れが原因の場合
一度水をたっぷりと与えます。底面給水鉢の場合も、普通鉢と同じように上から水を与えます。
花、葉茎、球根には水をかけないようにします。
花茎を紐などで結んで立たせ、新聞紙にくるみ日陰に置いて回復させます。
根腐れが原因の場合
倒れた茎がやわらかく腐っている、枯れた茎がカビている場合は、根元の球根を指で押してみましょう。ぶよぶよとしていたら、球根まで腐敗が進んでいるかもしれません。
球根が腐ってしまうと、残念ながら回復は難しいことが多いです。
夏越しの方法
家庭で行える夏越しの方法には休眠法と非休眠法があります
休眠法
5〜6月になり花が終わったら徐々に水やりの回数を減らして行きます。新しい葉が開かなくなったら休眠状態に入っているので、水やりを完全にやめて雨の当たらない風通しの良い所に置いて、夏を越させます。水が切れれば、残った葉も枯れてきますが、正常な反応なので、気にすることはありません。8月下旬頃、球根を押してみて、ぶよぶよせず硬く締まっていれば、夏越しに成功しています。水やりを少しずつ再開し、植え替えをして下さい。夏越しできる確率は、40〜60%くらいと難しいので、もしも成功したら、胸を張って心から喜びましょう。
※休眠法は手間がかからず、球根の腐敗を防げますが、開花が1〜2月に遅れます。
非休眠法
環境により、葉を残した非休眠の状態になることがあります。6月に葉が10枚以上残っている株は、非休眠株です。
非休眠株は、風通しの良い日陰で夏越しさせます。
水やりは、やや乾かし気味に行い、肥料は薄めの液体肥料を月に1回施します。
非休眠株は、休眠株に比べて開花期が1ヶ月ほど早まります。
※非休眠株は、休眠株よりも害虫や病気になりやすく管理が難しいので、初心者の方は、特に水を切って休眠させる方法をお勧めします。
植え替え
植え替えの適期は9月です。夏越しの方法によって植え替え方法も異なります。
夏に休眠した場合
鉢から抜いた株(球根)は古い土をすべて落として根を2〜3cm残してばっさりと切り落として新しい土で植え替えます。植え付けるときに球根の肩が地上部分に出るように植え付けるのがポイントです。
夏に休眠しなかった場合
鉢から抜いた株はまわりの土を軽く落として一回り大きな鉢に植え替えます。この場合も球根の肩が地上部分になるように植え付けます。深植えにならないように注意しましょう。病気や害虫処理
人間と同じでより適している環境だと植物はよく育ちます。
病気などの予防や害虫処理も大事な作業のひとつです。
病気:灰色かび病、軟腐病
気温が低くて湿度が高く、葉や花にかかった水が乾かないとき、灰色かび病が多発します。また、高温期で通気が悪いときには、軟腐病が発生することがあり、球根が腐って悪臭を放つ症状が見られます。水やりのときに株に水をかけないように注意し、風通しをよくして予防しましょう。
害虫:シクラメンホコリダニ、スリップス
高温乾燥時に、シクラメンホコリダニとスリップスがつきやすく、葉や蕾が萎縮したり、花が奇形になったりします。苔玉シクラメンの育て方について
プラスチックの鉢と違い、球根の通気性良いので苔玉との相性はとてもいいんです。
置き場所
基本的に屋外の風通しの良いところ。 ベランダやお庭に直置きせず、棚などの上に置いてください。風通しが良くなり、地熱の影響を受けにくくします。
お部屋にも飾る場合
気温が低くて湿度が高く、葉や花にかかった水が乾かないとき、灰色かび病が多発します。また、高温期で通気が悪いときには、軟腐病が発生することがあり、球根が腐って悪臭を放つ症状が見られます。水やりのときに株に水をかけないように注意し、風通しをよくして予防しましょう。
水やり
水やりは、表面が乾いたら、苔玉の部分を溜めた水に浸けてください。乾いた苔玉からは水が浸みこむと泡が出てきますので、泡が止まるまで浸けましょう。
花、葉茎、球根には水をかけないようにします。
シクラメンの商品ページ
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